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事例紹介: 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社

Mar 03, 2021

海外の大型ごみ焼却発電プラントに導入する遠隔監視システムのセキュリティソフトとしてremote.itを導入いただいている、三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社様。今回、遠隔監視システム導入に携わった以下の皆様にお話をうかがいました。

  • エンジニアリング総括部 建設部 電気計装グループ 建設技術チーム 小野様
  • 海外事業部 海外プロジェクト部 星野様
  • 管理統括部 総務・人事部 情報システムグループ 滝川様
  • Mitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd.  Waste to Energy Business Unit 鈴木様

海外大型ごみ焼却発電プラントにおける遠隔監視システムのセキュリティ担保

抱えていた課題、解決したかったこと

安定したプラント運転と健全な事業運営のために、コストとセキュリティを両立できる遠隔監視システムを導入したい

(左から)星野様、小野様

星野様: 当社は、国内外の都市ごみ焼却発電プラントの高度自動化運転に取り組んでいます。 ごみ焼却施設というのは、基本的に化石燃料を使わず、ごみそのものを燃やしています。燃料となるごみは、化石燃料と異なり、カロリーや性状のばらつきが大きいので、安定運転のために様々なフィードバック制御やフィードフォワード制御などを取り入れ主要プロセスの自動化を図っています。当社はこの主要プロセスの自動化をさらに推し進めることで省力化・効率化と安全運転を追及しております。収集したデータを分析してより高精度な事業計画策定につなげるなど、運転支援や事業運営への貢献が期待できる「遠隔管理システム」もその一環です。

遠隔管理システムの導入にあたり、当初はVPN等による接続を検討しましたが、設備・機器費やサービス費などコスト面での負担が大きく、かつシステム設定や構築も煩雑になることが分かりました。今後25年以上運営していくプラントに導入するシステムであるため、長期間にわたり安定稼働できるサービスであることも重要です。収益性の高い事業運営を長期にわたり実現するため、低コストでスピーディーに設定でき、かつ信頼性の高いセキュリティソフトを模索していました。

導入の経緯

「三菱重工技報」でグループ内でのremote.it活用実績を知り、調査·検討を開始

星野様: 三菱重工グループは多岐に渡り豊富な技術力を有しておりますので、何かヒントがあるだろとグループ内の知見を探っていたところ、グループ会社のMHIパワーエンジニアリング(旧:MHPSエンジニアリング)が、技術情報誌「三菱重工技報」に「エッジコンピュータを用いた遠隔監視サービスシステム向けセキュリティ技術」という論文を投稿していて、そこで容易かつ安価にエッジコンピュータと外部ネットワークをセキュアに接続するベース技術としてremote.itが使われていました。また、それと並行して研究所経由でも「こんな技術があるから使ってみないか」という紹介がありまして、シンガポールのプロジェクトに適用してみようかという話になり、具体的な調査・検討を開始しました。

remote.itを評価したポイント

桁の違うコスト感、デバイスに依存しない利便性、手厚いバックアップサポート

星野様: まず、remote.itの場合は専用のネットワーク回線を引く必要がありませんので、コストの桁が違います。また、VPNと比較して専用機器や固定IPアドレスが不要というのも重要なポイントでした。

(左から)鈴木様、滝川様

滝川様: 社内イントラネットのルール上、トンネリングするようなVPN通信が禁止されているため、これまで遠隔監視のような用途では、その都度専用のネットワークを用意してきました。その結果、現地に個別のVPNが増え、専用端末がずらっと並ぶような状態になっていました。最近ではクラウド上にインスタンスを設けるなどの工夫をしていますが、それはそれで費用がかかりますし、個別VPNの場合はそのデバイスごとの操作が必要になります。その点、remote.itはデバイスに依存せずに操作ができ、導入もスピーディーで管理上の利便性が高いことも高評価でした。

小野様: remote.itのエンジニアの皆様の手厚いサポートもありがたかったです。こういったシステム構築のノウハウが無く、こちらが判断に迷う部分も一緒に考えてくださり、具体的な選択肢を提示いただくなど、セキュリティソフトの提供だけでなく様々なアドバイスをいただき、大変助かりました。

鈴木様: シンガポール側の感想としても同感です。当プロジェクトでは経験の無いLINUXのPCを使うということで、remote.itエンジニアの高濱さんに直接電話をすることもありました。初めて行う作業ばかりでしたが、手取り足取り教えてもらい、無事にセットアップができました。また、途中で不具合が発生したり思うように進まなかったりした時も、高濱さん、小野、私の3人で連携して進められたので、安心感がありました。

導入効果と今後の展望

スピーディーかつ低予算でのシステム構築を実現。今後の海外案件へも展開

星野様: 現在、remote.itで横浜とシンガポールをつないでいます。プロジェクトチームとremote.itのサポートのおかげで、当初想定していたスケジュール通りにシステムを構築でき、予算もおどろくほど低コストで済みました。シンガポール側のプロジェクトは現在試運転中でこの後いよいよ本番稼働を控えています。

今後、このシンガポールのプロジェクトに続き、遠隔監視システムを活用して運営まで含めたPPP(Publicパブリック、Privateプライベート、Partnershipパートナーシップ)案件の受注を狙っていきたいと考えています。

■導入企業様

企業名三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社
業種環境、化学を中心とした総合エンジニアリングおよび事業運営
企業規模資本金10億円(20年3月31日現在)、従業員数572名(20年4月1日現在)
目的・課題海外大型ごみ焼却プラントで導入する遠隔監視システムのセキュリティの担保
キーワードシンガポール大型ごみ焼却プラント、遠隔監視システム
導入ポイント低コスト、高信頼性、手厚いサポート

インタビュー日:2021年1月14日

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